普及の形も色々あります。
【対面】
指導碁
中でも指導碁はイメージしやすいのではないでしょうか。日本棋院や碁会所、イベント等で行われています。
3面打ちがよくありますが、もっと多面打ちをすることもあり、最大18面打ちをしたときは流石にクタクタでした(笑)
18面打ちの様子はこちら。
囲碁ステーションにご来場いただき、ありがとうございました。— 大橋成哉(囲碁棋士) (@ohashi768) 2019年8月25日
お楽しみ企画ではぐるぐる指導碁をしました。最後は18面打ちとなり、腰がやられました笑 pic.twitter.com/NsDkayTzOq
囲碁教室
他には囲碁教室もあります。直接打つ以外でも、大盤等を使った講座を行います。
トーク力も問われます。
大盤解説会
タイトル戦があると、現地や日本棋院で大盤解説会があります。聞き手と解説者が対局終了まで解説するのが基本ですが、
近くに居合わせた野生の棋士が乱入することもしばしばです。
イベント
たくさんの棋士と出会えるのは、何といっても囲碁イベントですね。代表的なのは阪急囲碁まつりや宝酒造杯です。
何百人もの囲碁ファンの方が集まります。
普段接する機会のないトップ棋士を間近で見られるのが嬉しいですね。
地方への派遣
棋士派遣で地方のイベントに呼ばれることもあります。関西総本部に所属しているので、近畿以西に行くことが多いですね。
棋士と会えることが少ない地域に行くと、すごく喜んでもらえます。
そういうときは、はるばる行って良かったなあと思えます。
学校の授業
学校の囲碁の授業を担当することもあります。私の場合は、2013年から京都大学に呼んでいただいています。
囲碁を用いた講義を、例年半期で15回ほどしています。
囲碁で単位を取れると聞くと、驚かれる方も多いです。
「琴棋書画」という言葉もあるとおり、囲碁はかつて文人の嗜みでした。
囲碁を学ぶことによって、いろんな物事を広い視野で考えることができるようになると言われています。
以前「授業の中で一番疲れるけど一番楽しい」と言ってくれた学生がいたのは嬉しかったです。
他にも、幼稚園や小中学校、高校に呼ばれることもあります。
【インターネット】
ネットでの指導碁
ネットでの指導も近年増えました。幽玄の間でのネット指導碁・ネット解説が多いですね。
自宅にいながら気軽に楽しめるのが良いところです。
YouTube配信
また、最近ではYouTubeの日本棋院囲碁チャンネルで生放送などもあります。私もちょくちょく出演しています。
他にもいろいろな棋戦の過去放送もが残っているので、よかったら見てみてください。