仲邑菫初段アルミ杯対局YouTube解説レポート

前記事でも告知したとおり、仲邑菫初段のアルミ杯対局YouTube解説をしてきました。
下記のタイムシフトでも見られますので、よければぜひご覧ください!






 対局前 


対局開始は10時。
9時過ぎには着いて準備していたのですが、報道の方はもっと早く来てスタンバイしていました。
菫初段はお母さんと一緒に9時半に到着。控室で待機していました。

 一局目 

仲邑菫初段 対 羽根彩夏初段

大乱戦で、二転三転どころではなく形勢が揺れ動きました。
300手を超えても形勢がはっきりしない大熱戦でした。

最後は羽根初段が対局時計を押し忘れ、その秒を読まれている間に自分が読まれていると思って菫初段が打ち、羽根初段の時間が切れて終了となりました。
珍しい終わり方でしたが、前例がないわけではありません。

ただ、中継されている碁では初めてかもしれませんね。

 昼食休憩 

12時45分頃に終わり、13時30分から二局目が開始されるので、急いで食べなければいけません。
前回に続き、菫初段はお母さんのお弁当だったようです。
今回はリクエスト等はなく、豚の炒めものが入っていたとか。
私はコンビニおにぎりでサクッと済ませました。

 二局目 

仲邑菫初段 対 宮本千春初段

菫初段お得意の攻める碁形となりましたが、やや無理気味だったようです。
宮本初段のうまいシノギで劣勢となりました。
ただ、途中菫初段が盛り返して難しくなりました。
しかしその後、秒に追われて疑問手があり、やむなく投了となりました。

一日3局打つというのは、かなりの体力が必要となります。
一局目終了の時点でかなり消耗してしまっていたのかもしれません。

 三局目 

宮本千春初段 対 大森らん初段

YouTubeのコメントで「決勝も中継してほしい」という声が多かったので、急遽調整し、中継することになりました。
記録係がいなかったのですが、なんと羽根彩夏初段が臨時でしてくれるとのこと。
対局終わりで疲れているのに…。
すばらしい人格者ですね。
今日観戦して、ファンになった方も多いでしょう。

序盤は宮本初段がうまく打ちまわしたと思います。
中盤で大森初段が得意の乱戦に持ち込みましたが、宮本初段が的確な対応でうまくシノぎ、そのまま勝利に結びつけました。

 感想 

一人でしゃべるのは大変でしたが、後藤九段に助っ人に来ていただいて非常に助かりました。
どこからでも面白い話が飛んでくるあの話術はすごいですね…。
見習いたいです。

また、コメントも非常に多くて助かりました。
25・26日の名人戦第四局でもYouTube配信があるので、またよろしくお願いいたします。

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